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伊勢伝統工芸保存協会について


財団法人 伊勢伝統工芸保存協会寄附行為 目次
第1章 総 則 (第1条~第4条)
第2章 目的及び事業 (第5条~第8条)
第3章 資産および会計 (第9条~第12条)
第4章 評 議 員 (第13条~第18条)
第5章 評議員会 (第19条~第25条)
第6章 役  員 (第26条~第30条)
第7章 理 事 会 (第26条~第30条)
第8章 定款の変更及び解散 (第31条~第31条)
第9章 公告の方法 (第34条)
第10章 事 務 局 (第35条)

第1章 総 則 (名称)
第1条 この法人は、一般財団法人伊勢伝統工芸保存協会と称する。
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を三重県伊勢市岩渕1丁目7番17号に置く。


第2章 目的及び事業
(目的)
第3条 この法人は、伊勢地方に古くから伝わる伝統ある工芸技術の保存を図るとともに、伊勢地方にふさわしい記念品、土産品の開発及び調査研究を行い、併せて伊勢地方の観光事業に協賛することを目的とする。 (事業)
第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) 伊勢地方に古くから伝わる伝統ある工芸技術の保存に関する事業
(2) 伊勢地方にふさわしい記念品、土産品の開発及び調査研究に関する事業
(3) 伊勢地方の観光に協賛する事業
(4) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
2 前項の事業は、伊勢市及びその周辺において行うものとする。



第3章 資産および会計
(基本財産)
第5条 この法人の目的である事業を行うために不可欠な別表第1の財産は、この法人の基本財産とする。
2 基本財産は、この法人の目的を達成するために善良な管理者の注意をもって管理しなければならず、基本財産の一部を処分しようとするとき及び基本財産から除外しようとするときは、あらかじめ理事会及び評議員会の承認を要する。
(事業年度)
第6条 この法人の事業年度は毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。
(事業計画及び収支予算)
第7条 この法人の事業計画書及び収支予算書については、毎事業年度開始の日の前日までに、理事長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も、同様とする。
2 前項の書類については、主たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間備え置くものとする。
(事業報告及び決算)
第8条 この法人の事業報告及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が次の書類を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を受けなければならない。
(1) 事業報告
(2) 事業報告の附属明細書
(3) 貸借対照表
(4) 正味財産増減計算書
(5) 貸借対照表及び正味財産増減計算書の附属明細書
(6) 公益目的支出計画実施報告書

2 前項の承認を受けた書類のうち、第1号、第3号、第4号及び第6号の書類については定時評議員会に提出し、第1号及び第6号の書類についてはその内容を報告し、その他の書類については承認を受けなければならない。
3 第1項の書類のほか、監査報告を主たる事務所に5年間備え置くとともに、定款を主たる事務所に備え置くものとする。



第4章 評議員 (評議員の定数)
第9条 この法人に評議員5名以上10名以内を置く。
(評議員の選任及び解任)
第10条 評議員の選任及び解任は、評議員選定委員会において行う。
 2 評議員選定委員会は、評議員1名、監事1名、事務局員1名、次項の定めに基づいて選任された外部委員2名の合計5名で構成する。
 3 評議員選定委員会の外部委員は、次のいずれにも該当しないものを理事会において選任する。
(1) この法人又は関連団体(主要な取引先及び重要な利害関係を有する団体を含む。以下同じ。)の業務を執行する者または使用人
(2) 過去に前号に規定する者となったことがある者
(3) 第1号又は第2号に該当する者の配偶者、3親等内の親族、使用人(過去に使用人となった者も含む)
4 評議員選定委員会に提出する評議員候補者は、理事会又は評議員会がそれぞれ推薦することができる。評議員選定委員会の運営についての細則は、理事会において定める。
5 評議員選定委員会に評議員候補者を推薦する場合には、次の事項のほか当該候補者を評議員として適任と判断した理由を委員に説明しなければならない。
(1) 当該候補者の経歴
(2) 当該候補者を候補者とした理由
(3) 当該候補者と当該法人及び役員等(理事、監事及び現在の評議員)との関係
(4) 当該候補者の兼職状況
6 評議員選定委員会の決議は、委員の過半数が出席し、その過半数をもって行う。ただし、外部委員の1名以上が出席し、かつ、外部委員の1名以上が賛成することを要する。
7 評議員選定委員会は、前条に定める評議員の定数を欠くこととなるときに備えて、補欠の評議員を選任することができる。
8 前項の場合には、評議員選定委員会は、次の事項も併せて決定しなければならない。
(1) 当該候補者が補欠の評議員である旨
(2) 当該候補者を1人又は2人以上の特定の評議員の補欠の評議員として選任するときは、その旨及び当該特定の評議員の氏名
(3) 同一の評議員(2人以上の評議員の補欠として選任した場合にあっては、当該2人以上の評議員)につき2人以上の補欠の評議員を選任するときは、当該補欠の評議員相互間の優先順位
9 第7項の補欠の評議員の選任に係る決議は、当該決議後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで、その効力を有する。
(評議員の任期)
第11条 評議員の任期は、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時までとする。
2 任期満了前に退任した評議員の補欠として選任された評議員の任期は、退任した評議員の任期満了の時までとする。
3 評議員は、第9条に定める定数に足りなくなるときは、任期満了又は辞任により退任後も、新たに選任されたものが就任するまで、なお評議員としての権利義務を有する。
(評議員の報酬)
第12条 評議員は無報酬とする。



第5章 評議員会 (構成)
第13条 評議員会は、すべての評議員をもって構成する。

(権限)
第14条 評議員会は次の事項について決議する。
(1) 理事及び監事の選任又は解任
(2) 理事及び監事の報酬等の額
(3) 評議員に対する報酬等の支給基準
(4) 貸借対照表及び正味財産増減計算書の承認
(5) 定款の変更
(6) 残余財産の処分
(7) 基本財産の処分又は除外の承認
(8) その他評議員会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項

(開催)
第15条 評議員会は定時評議員会として毎年度4月に1回開催するほか必要がある場合開催する。

(招集)
第16条 評議員会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集する。
 2 評議員は、理事長に対し、評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招集を請求することができる。

(決議)
第17条 評議員会の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数が出席し、その過半数をもって行う。
 2 前項の規定にかかわらず、次の議決は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の3分の2以上にあたる多数をもって行なわなければならない。
(1) 監事の解任
(2) 評議員に対する報酬等の支給の基準
(3) 定款の変更
(4) 基本財産の処分又は除外の承認
(5) その他法令で定められた事項
3 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第1項の決議を行わなければならない。理事又は監事の候補者の合計数が第19条に定める定数を上回る場合には、過半数の賛成を得た候補者の中から得票数の多い順に定数の枠に達するまでの者を選任することができる。

(議事録)
第18条 評議員会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。
2 出席した評議員及び理事は、前項の議事録に記名押印する。




第6章 役  員 (役員の設置)
第19条 この法人に、次の役員を置く。
(1) 理事5名以上10名以内
(2) 監事2名以内
2 理事のうち1名を理事長とする。
3 前項の理事長をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の代表理事とする。
4 理事長以外の理事のうち、3名を業務執行理事とする。

(役員の選任)
第20条 理事及び監事は、評議員会の決議によって選任する。
2 理事長及び業務執行理事は、理事会の決議によって理事の中から選定する。
3 理事会は、その決議によって第2項で選定された業務執行理事の中から 副理事長1名を選定することができる。

(理事の職務及び権限)
第21条 理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。
2 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行し、業務執行理事は、理事会において別に定めるところにより、この法人の業務を分担執行する。
3 副理事長は、理事長を補佐し、当法人の業務を分担執行する。

(監事の職務及び権限)
第22条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。
2 監事は、いつでも、理事及び使用人に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況の調査をすることができる。

(役員の任期)
第23条 理事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終の ものに関する定時評議員会の終結の時までとする。
2 監事の任期は、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時までとする。
3 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。
4 理事又は監事は、第19条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了又は辞任により退任した後も、新たに選任されたものが就任するまでは、なお理事又は監事としての権利義務を有する。

(役員の解任)
第24条 理事又は監事が、次のいずれかに該当するときは、評議員会の決議によって解任することができる。
(1) 職務上の義務に違反し、また職務を怠ったとき
(2) 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えないとき

(役員の報酬)
第25条 理事及び監事は、無報酬とする。



第7章 理 事 会 (構成)
第26条 理事会はすべての理事をもって構成する。


(権限)
第27条 理事会は、次の職務を行う。
(1) この法人の業務執行の決定
(2) 理事の職務の執行の監督
(3) 理事長、副理事長及び業務執行理事の選定及び解職

(招集)
第28条 理事会は理事長が招集する。
2 理事長が欠けたとき又は理事長に事故があるときは、各理事が理事会を招集する。

(決議)
第29条 理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。
2 前項の規定にかかわらず、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第197条において準用する同法第96条の要件を満たしたときは、理事会の決議があったものとみなす。

(議事録)
第30条 理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。
2 出席した理事及び監事は、前項の議事録に記名押印する。



第8章 定款の変更及び解散
(定款の変更)
第31条 この定款は、評議員会の決議によって変更することができる。
 2 前項の規定は、この定款の第3条、第4条及び第10条についても適用する。

(解散)
第32条 この法人は、基本財産の滅失によるこの法人の目的である事業の成功の不能その他法令で定められた事由によって解散する。

(残余財産の帰属)
第33条 この法人が清算する場合において有する残余財産は、評議員会の決議を経て、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人又は国若しくは地方公共団体に贈与するものとする。



第9章 公告の方法

(公告の方法)
第34条 この法人の公告は、主たる事務所の公衆の見やすい場所に掲示する方法により行う。



第10章 事 務 局 (設置等)
第35条 この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。
 2 事務局には、事務局長及び所要の職員を置く。
 3 事務局長及び重要な職員は、理事長が理事会の承認を得て任免する。
 4 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事会の決議により別に定める。

附則
 1 この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める一般法人の設立の登記の日から施行する。

2 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める特例民法法人の解散の登記と一般法人の設立の登記を行ったときは第6条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年度開始の日とする。
3 この法人の最初の代表理事は理事長牧戸福司とする。


4 この法人の最初の評議員は、次に掲げる者とする。
坂田 守  安藤 明  梶野 悟
西井幸平  岸川行輝  中谷瑞穂

別表第1  基本財産(第5条関係)
財産種別 金     額(円)
投資信託 27,504,692
定期預金  1,000,000

 


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