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伊勢伝統工芸保存協会について

伊勢春慶

木目の美しさをいかした素朴で優雅な漆器

伊勢春慶 伊勢春慶
塗装
三重県指定伝統工芸品マーク 三重県指定伝統工芸品
三重県では、全国に誇りうる優れた伝統工芸のうち、産地規模が小さいために国の指定を受けることができない工芸品を「三重県の伝統工芸品」として指定しています。
伊勢春慶(いせしゅんけい) 解説

伊勢の漆器は古くから「伊勢春慶」と呼ばれています。『宇治山田市史』によると、室町時代、神宮の宮大工が御造営材の払い下げを受け白木のままの箱を製造し、その上に春慶(しゅんけい)漆をかけたのが始まりとされています。
伊勢春慶は桧の一枚板を組み合わせ丈夫な造りになっているうえにさらに、ベンガラなどで着色し柿渋(かきしぶ)を施し、最後に春慶漆を塗って仕上げます。 このため漆塗りの下に木目が透けて見えるなど木目の美しさを生かしていることが大きな特徴です。重箱、膳(ぜん)、切溜(きりだめ)、盆など日用雑器として作られます。近年、伊勢春慶の会が発足し、伊勢春慶デザイン工房を拠点に再生事業に取り組んでおります。

概要
伝統工芸品名 伊勢春慶(いせしゅんけい)
使用時代 室町末期~現在
使用材料 桧(ひのき)・柿渋(かきしぶ)・漆
特徴 桧の一枚板を使用。隅組接ぎ(すみくみつぎ)<二枚組・三枚組>、刻み接ぎ(きざみつぎ)<コマ組み>。
制作者情報
代表者氏名 住所 電話番号
村田典子 三重県伊勢市河崎2丁目25-29 0596-29-1285
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